エコカラット セルフ 自分でできました。|エコカラットを手軽にDIYできるキット

住宅・不動産

今回はエコカラットを手軽に設置できるDIYキット【エコカラットセルフ】を自宅居間の壁に設置しましたのでレビューしますね。

インテリアとしても綺麗ですし、室内の湿度の調節などの機能面で優れていて、見た目だけでなく家の環境性能を高めてくれる特殊タイルなんですよね。

自宅居間の壁に設置完了したエコカラットセルフ(右) インテリアとしてよくなじんでくれました👆
株式会社LIXILの公式サイトです
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エコカラットセルフ

家の環境性能を高める機能

エコカラットセルフは家の環境性能を高めてくれる機能を持っていて、

  1. 湿度を調節する機能
  2. においを吸着する機能
  3. 有害物質を吸着する機能
  4. 水拭きできてよごれても落としやすい

という特徴があります。

例えば湿度を調節する機能では、

  • 湿度が高い時は湿気を吸収
  • 乾燥しているときは湿気を放出

という機能を発揮してくれます。こういった調湿機能は珪藻土や調湿壁紙などにもあるのをご存じの人も多いと思います。

ですがエコカラットセルフは珪藻土や調湿壁紙に比較して、

エコカラットセルフの調湿機能

  • 珪藻土の約6倍
  • 調湿壁紙の25倍以上

という能力を持っているんですよね。

結露を抑えたり、カビやダニの繁殖の抑制が期待できたり、洗濯物の部屋干しにもおすすめのようです。

さまざま絵柄

エコカラットセルフは調湿・脱臭・有害物質低減の機能を持つほかに、目で楽しむインテリアとしての機能もたいせつと思います。

絵柄のラインナップが多数あって、花や葉、月や動物の大写しの写真のものや、幾何学的なデザインのものなど22種類があって、どれも室内の雰囲気を気持ち良くしてくれる洗練されたものです。

寸法が2種類あって、幅606ミリ×高さ1212ミリと、幅909ミリ×高さ909ミリとなっています。部屋の壁の取り合いに合わせて選べるようになっていますね。ちょっと狭い場所なら幅606ミリ×高さ1212ミリのほうがいいですし、場所がとれるなら幅909ミリ×高さ909ミリでバーン!とレイアウトしたらいいかなと思います。絵柄はどちらの寸法のものにも22種類あります。

絵柄のラインナップにはアール・ブリュット柄もあります。

アール・ブリュット柄

アール・ブリュットは、フランス語の「art brut(生の芸術)」を語源にしているそうで、専門的な美術教育を受けていない人が沸き上がる衝動に従って制作するアートという意味です。

エコカラットセルフでは、絵柄のうち6デザインで障害のある方の作品を採用しているということです(アール・ブリュット柄の詳しい情報はこちら

販売の利益の一部がアーティストに還元されることになっているそうです。

僕が選んだ絵柄をサイトで再確認してみたらアール・ブリュット柄でした。たまたま、自分がいちばんいいなと思った柄がアール・ブリュット柄だったのでした。

おもむろに絵の具を両手につけて描くという障害者のアーティスト鈴木さんという方の絵で、タイトルは「お母さんありがとう」なのだそうです。

なかなかいいとは思いませんか?👇

タイトル「お母さんありがとう」
株式会社LIXILの公式サイトです

設置の作業

ここからは、エコカラットセルフを設置している様子をご紹介しますね。

どうやって壁にくっつくの?

今回、寸法の大きなほうの、幅909ミリ×高さ909ミリのエコカラットを設置しました。約30センチ四方のタイルを9枚つかうんです。まあまあ重いです。

どうやって壁にくっつくかというと、9枚のタイルのそれぞれの裏面に強力な磁石がついていて、

タイル裏面の強力な磁石

先にタッカー(ホッチキス)で壁に貼り付けた9枚の「ベースシート」に磁石の力でくっつけるんです。ベースシートは磁石にくっつく素材でできていて、厚さが画用紙くらいのシートです。タイルを近づけると結構強く引き合って、がっちりとくっつきました。

タッカーで貼り付けた9枚のベースシート

必要な道具は?

絶対に必要な道具がこれです。

それはタッカー(ホッチキス)です。もちろんタッカーの専用針もです。

これは持ってない家庭もあると思います。うちにもなくて、百円ショップで買ってきました。

タッカー本体が330円、専用針が110円でした。

ベースシートを壁に打ち込むのに、これがないといけません。そして施工では、このように台紙にテープで固定して使います↓

壁に対してタッカーを垂直に打ち込むのではなくて、壁に対して斜めに針を打ち込みます。そのためにエコカラットセルフには、ボール紙の台紙を組んでこのようにタッカーに固定するものがついてきます。

これを折り曲げてタッカーにテープで固定します。2つあるけど1つは予備だそうです。

地味に大事この作業?

エコカラットセルフの施工は、ベースシートを壁にホチキス止めするだけの作業でほぼほぼ完了で、あとは磁石の力でタイルをぺたぺたくっつけるだけ。という簡単な施工になるんですが、その前に地味に大事だなと思った作業がありました。

それは位置決めです↓

養生テープはうす緑色ののものが一般的かもしれません

全部設置し終わったあとに全体がナナメに傾いていることが分かった、とかということだと残念ですよね。設置を水平にしたり、壁のどの位置に設置するかをしっかりと巻き尺を使って測り、はがせるマスキングテープ(養生テープ)で印をつけて位置決めをします。

「最初が肝心」というところですね。

僕の場合は設置する壁の範囲のセンター(中央の位置)をしっかりととりました。左右にずれていると落ち着かない感じがすると思ったからです。

巻き尺

はがせるの?

設置後何らかの事情ではがさないといけなくなった。はがせるの?という疑問ですが、ここまで読んでいただいたら察しがつきますよね。

タイルを固定しているのは磁石ですから、タイルを1枚づつ慎重に取り除いていきます。ベースシートはタッカー止めですから、タッカーの針を取り除いて、ベースシートを取り外していきます。

タッカーの針の穴が壁に残りますが、これは市販の補修材を使うととてもきれいに消せそうです↓動画できれいに穴が消えるのを見ることができます。

ベースシートもきれいに取り外すと再利用ができますので、エコカラットの引っ越しもできますね。

自分でできました。

施工が簡単で、DIYの経験がほぼない僕にも、自分でできました。

エコカラットセルフには、かなりしっかりと書かれている分かりやすい施工説明書がついてきます。

エコカラットセルフの施工説明書

施工に何が必要か、どのようなタッカーが必要なのかとか、すべて書かれていますので、よく読んで施工します。

施工説明書をよく読みます。

設置後のメンテナンスとして、お手入れの方法についても詳しく書かれています。水拭きや洗剤で清掃が可能です。簡単なお手入れで済みます。

僕の住む札幌では冬の乾燥でのどを痛めないよう、大きめの加湿器(空気清浄機)を使っています。

今年の冬はエコカラットセルフの設置ができて、湿度の調整をはじめとした家の環境性能のいっそうの整備ができてとても楽しい冬を迎えています。

この記事でご紹介したエコカラットセルフは株式会社LIXILの公式サイトで詳細を見たり注文したりすることができます。

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