OTOSANです。遊んだことのない遊具を探している、普通の遊具は飽きた、という発寒中央あたりで暮らしている子のためのおすすめの公園のひとつです。西宮の沢2条4丁目。発寒中央あたりから4キロ、車で6分の所にあります。
うちの子どもたちは小学生になり、上の子は高学年。公園に連れて行って遊ばせるのにもどのくらい遊具が充実しているかが大事なようで。しかも発寒中央あたりからそう遠くない場所で。
今日は、子どもたちが家にいてゲームとかYouTubeばかりしていないよう外に連れ出そうと、遊ばせに車で連れて行きました。遊具が充実している公園だと、到着した瞬間の子どもたちの喜びようが違います!
ここは決して面積が大きくはない街区公園なんですが、遊具が充実していて楽しいです。おとうさんから見ても楽しそうとわかります。トイレもあります。西宮の沢小学校と西宮の沢児童会館に道路を挟んで面しています。
クジラをモチーフにした複合遊具で、さまざまな要素の遊具がついていて、その数、種類、配置が俊逸です。
西宮の沢小学校の6年生のアイディアをもとに製作、とあり、2002年12月とあるので、19年近く前に設置された遊具ということでしょうか。古い遊具ですが十分に遊べる内容になっています。
横に進むのとか上に進むための複数のコイルのトンネル、上にはデッキ、クジラの体の外側にはつり橋でつながった滑り台があります。滑り台もまっすぐに滑るものと回転しながら滑るものがあります。
クジラの内部はコイルのトンネルと高低差のあるデッキがぎっしりと配置されています。楽しそう。
危険を感じない程度にグラグラするつり橋を渡って一段デッキを上がると、低めの赤い回転滑り台があります。
モチーフにしているクジラの絵のパネル、赤い回転滑り台、向こうにはターザンロープが見えます。ターザンロープは人気の遊具です。よく見ると、ターザンロープの滑り終わりのところの青い支柱はクジラのしっぽのようになっています。
赤い回転滑り台の滑り終わりのところはよく見ると平たん部が多めになっていて、滑り降りてきた勢いで落ちないようになっています。終わりのところでちゃんと止まるようになっていて、こういう配慮がされた滑り台は少ないです。使う子どもに優しい設計になっているのを感じます。滑り落ちない様子は、子どもが使っているのを見ると滑り面で止まるのですぐによくわかります。そしてさらによく見ると、雨が降ったあとに水が引きやすいように、滑り面の一番低い箇所に小さな水抜き穴が開いています。これがないといつまでも長い時間水たまりが消えなくて滑ってきた子どものズボンが濡れてしまいます。現地ではよく見えますが写真ではわかりづらいですね。この小さな穴も、小さなことですが、使う子どものことを考えた優しい設計と思います。
ターザンロープのほうからクジラの中を見たところ。こちら側から見ると、デッキが3階層になっていることがよくわかります。回転する黄色の〇×とか横方向にずらして動かせる赤青黄色の丸い球のついたパネルも見えます。
向かって右側にはまっすぐに滑るタイプの緑色の低めの滑り台があります。
今はクジラの遊具本体とつり橋などでつながっていませんが、かつてはつながっていたのでしょう、改造された跡が現地では見て取れました。それと、ターザンロープのしたは赤いゴムチップの舗装がされています。ターザンロープの下は、子どもが何度も走るところなので地面が削れていって水たまりができやすいところなのですが、これをゴムチップの舗装をすることで解決しています。使われているうちにどのようになっていくかをよく考えた、しっかりと考えられた設計になっていると思います。
遊具越しに手稲山の頂上のテレビアンテナ群が見えました。手稲区に来ているので、手稲山が近くに感じるなあ、となんとなく思って見ていました。
いつの間にか遊具を使って鬼ごっこを始めていて汗だくになってへとへとになった子どもたちに水筒を渡すと、ごっくごっくとものすごい勢いで水を飲んでいました。
とっても楽しんだようでした。よかったです満足^^b
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